みんな、自作しようよ!

娘。系ハロDDがヲタTを作る

黑世界でリリーと鞘師に再会出来た

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黑世界
trump2020.westage.jp


※このエントリーはだいぶ下の方ですが、ネタバレ含んでますので、ご自分の判断でお読みいただければと思います。
※更には、これは私の個人的な妄想に近い感想でしかないので、とても優しく見守っていただく必要がございます。我儘で申し訳ない。

リリーとの再会

発表時からとても楽しみにしていましたし、同時にキチンと公演を全う出来るのかっていう不安も少なからず感じていたんですが、先日大阪公演も大千穐楽まで完走出来ましたね。本当に良かった。*1


鞘師の本格復帰作品となれば、その場に居なければならないと勝手に思ってしまう位にはめんどくさい鞘師ヲタなので、このただでさえ人気シリーズのソーシャルディスタンス仕様の数少ないチケット争奪戦に参戦しました。*2


ただ今回はこのアフターコロナの中で公演の配信もアナウンスされていたので、最悪会場に行けなくとも配信で見届ける事が出来るという担保はあった訳ですが、何とか1公演だけ当選しました。


それは東京公演千秋楽、10/4の日和の章。
雨下の章も観たいという衝動は中々に抗し難いものがありましたが*3、流石に田舎に住んでるものとしては、現状東京に行くことだけでも難易度は高い中で、リスクは最少限度に止めなければという理性が勝りました。


私はそもそもネタバレ上等な人間なので、自分が現場に行かなくとも、内容には触れたいので、迷わず配信初日にどちらの公演も観劇しました。


個々のストーリーについては、深い考察をされてる方おられるでしょうから私は感想を脈絡なく書き連ねます。


「雨下の章」「日和の章」

どちらも素晴らしすぎた。

末満さんも公演前?に「NO ライネス」*4ってツイートしてたけど、まあ確かにNO ライネスだったかもしれないけど、でも絶望がないわけではないのは、まあTRUMPシリーズですから。


どちらの公演も末満さん脚本が縦軸になって、その間にゲスト脚本が差し込まれる形。この形が良かったですね。
全然色合いの違う物語が連なることでリリーの漂泊の日々と、無情に流れる時間を感じられるようで。


それでいて末満脚本で統一感を保つっていうのは見事だなと。ま、どんなテイストでも繭期の症状で押し切るのも清々しい。
コロナ禍で実現した形式*5ではありますが、今後も継続して欲しいと思いました。


末満さんご自身が仰しゃっていたように記憶していますが、雨下の章で100年、その後の100年で起こる出来事を描く日和の章*6という流れ。


そう考えると雨下の章のリリーは、雨下第1話で妄想?空想?から始まる訳ですが、全体的に傍観者というか自分を取り巻く人達と積極的には接していないようにも思えるし、まず自我が希薄なようにも感じられます。


これは雨下第6話で語られるLILIUMの後に行われていたヴラド機関での凄惨な実験の影響が残っていた可能性もあるし、その日々から抜け出しつつもファルスを探す旅に対する彼女のスタンスを決めかねている部分もあったのかとも思うんです。


そして、シュカとの最後の対話で見せたファルスとは*7違う道を進んでいくという意思を持って生きていく中で、日和では一つの家族との、というかラッカという女性との100年を超える物語を通して、彼女の中に確かな暖かな核ともなる思い出が出来て、これからも続く辛く苦しいことの方が圧倒的に多いであろう日々をも進んでいけるような穏やかな日差しで物語を結んでいるように感じたりしました。


そして、やはり劇場で直に観る事の出来た日和の章に関しては、ラッカとの交流は痛々しくも感動的なものでした。

5歳から10歳の少女とのかけがえのない日々とその後の別れ。30歳の大人の女性となったラッカとの再会と記憶の消去。ノクの死。そして、臨終間際の老女のラッカに記憶を返しての最後の邂逅。


黑世界の物語を通して、永遠の繭期を生きねばならないリリーにとっては、自分には訪れない時の移ろいを傍観し続ける絶望が描かれてきて、ラッカとの思い出は彼女が正気を保つ拠り所たり得るのではないかと感じられて。


最初に配信で見た時も劇場で見た時も涙を堪えることは出来ませんでした。特に劇場では無理でした。

そもそも日和第6話「百年の孤独」でラッカが出てきた時点で駄目です。家で配信観ながら「マジかよ」って絶句しました。*8


しかし、朴璐美さん、圧巻でした。
5歳の少女から青年や大人の女性も含め、更に老女まで感動的なアクトでした。本物は凄いんだなと痛感。


今回の公演はキャストが豪華で全員素晴らしいんですが*9、雨下の松岡充さん、中尾ミエさん、日和の朴璐美さん、上原理生さん、圧巻でした。今回観劇出来て幸せでした。


そして、そんな方々と一緒に舞台の中心に立つ鞘師に鳥肌が立ったことを覚えています。
そして、SNSでの舞台裏での打ち解けた様子にも胸が熱くなりました。*10


それにしても、配信を観た時も現場で観た時も思いましたが、リリーの変わらなさ。
LILIUMから直ぐのような、まさに、不老不死の呪いを体現するような。震えました。

鞘師里保との再会


個人的に、りほりほに生で会えたのは、昨年のひなフェス以来。
当時の思いはこちらのエントリーにて。
horseplayer.hatenablog.com


その後のBABYMETALのアベンジャーズに関しては、先日再開の辞でも言及しましたが、会いに行きたいという思いはあったんですけど、ハロ現場だったり、仕事だったりでタイミングが合わず。


鞘師のアベンジャーズの活動を通して、ハロヲタとメイト*11とのクロスオーバーが起こって、そのムーブメントに感動したりして。


そんな中で、鞘師のインスタ開設からの怒濤のインスタライブで以前と変わらない素顔を見られてほっこりしたり*12


そこから、黑世界への出演が突如発表されて、TRUMPシリーズのLILIUMの続編にリリーとして戻って来るって、本当に「小説より奇なり」の極み。事務所*13所属とか、担当マネージャーがマネティ*14とか。
これで鞘師ヲタが高まらない訳がない。




あ、あと最後に。
これは松岡さんも下記のニコ生で言及してましたけど、シュカとリリーの関係は、鞘師とヲタの関係のメタファーというか、鞘師に限らず、スターとファンの関係を表してるっていうの、私も強く感じてました。


我々はただ観ているだけですからね。彼女に対して何を出来るわけではないし、してはいけないし。
これは彼女がモーニング娘。になってから*15の卒業。その後のひなフェス、アベンジャーズ、そんな時代時代でも応援する事以外に出来ることはない。


しかも、それは誰に頼まれたわけでもなく、自分で決めている事で。それでも見守らざるを得ないのが我々の業で。
そんな事もあのシュカとリリーの関係性には表されていて。リリーを見守るシュカを見る我々の眼差しは入れ子構造になっていて、色々な事を思わされます。


何も出来ないけど、でも見守り応援する事で、何かを伝える事は出来るのではないかという希望*16のようなものも感じ取れたりして。


また、我々娘。ヲタは卒業と加入を繰り返して進化し続けるモーニング娘。を応援しています。今後のことは分かりませんが、娘。はこれからも続いて行くと思うし、そう願っています。


しかし、続いていくと願う事は、私達がその全てを終焉を観る事は出来ない事を意味します。それはまさに、不死のリリーを最後まで見届けることの出来なかったシュカと同じ運命を辿ることになります。末満さんがそこまで意識したかは分かりませんが、どうしても娘。ヲタである私は、その事に思いを致さない訳には行かないのです。


ch.nicovideo.jp
こちらのニコ生では松岡さんが鞘師について非常に嬉しいコメントをしてくれてました。光栄です。


【ご飯ととるのがいいと聞きましたけど鞘師のFSKは持ってない】
東京駅のグランスタが新しくなってから初めての東京駅だったので、昼夜共に食べました。


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昼は但馬牛のハンバーグ。うまっ。



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夜は以前テレビで特集されていて、行ってみたかった羽田市場。
各地から新幹線で直送されてくるネタ*17はどれも美味しかった。
けど先日の新潟、寿司安さんには敵わないかな。しょうがないけど。


お店は一杯あるので、今度は別の店も入ってみたい。
全然エントリーと関係ないけど。

*1:当然の様に寂しくもある訳ですが

*2:その後、規制が緩和された事で当日券が多く発売されたんですけども

*3:当日券とか普通に買えたこともあり

*4:分からない人はLet's検索

*5:shared worldで音楽朗読劇という形式

*6:意訳です。ニュアンスで受け取ってください

*7:彼女は意識しているか分からないけど、クラウスとも

*8:絶句してない

*9:言及してない人が凄くないわけじゃないの意

*10:何目線やねんっていうツッコミは甘んじて受けます。

*11:BABY METALのファンの名称

*12:このインスタの露出でベビメタのアベンジャーズ活動が終わったのかも、という推測もありましたね

*13:JME。篠原涼子さんやら、ユースケ・サンタマリアさんとか、かなりしっかりした事務所で一安心したり。これも何目線やっていうw

*14:分からない人はlet's検索2

*15:中にはASH時代からの方もいるのかもしれませんね

*16:独善とも言えるかもしれませんが

*17:それ以外もあるんだろうけど