おかえりな鞘師 ~ ひなフェス 2019 20th Anniversaryプレミアム参戦①~
”王の帰還”
そういった人もいました。相応しいとも似つかわしくないとも思う複雑な心境ですが、彼女が登場した瞬間、そんなことよりも、彼女をこの目で、しかも今の娘。達と共にステージの上で観ることが出来た、その事だけで私のキャパシティはオーバーしました。
これまで出したことのないような声が出ました。
それは私だけであるはずもなく、現場は凄まじい歓声でしたね。ちょっとハロでは記憶にないぐらいの悲鳴とも絶叫とも言えるものでした。
登場して一瞬であの会場を掌握してしまう存在感。
最初の「愛しの君へ」だけでもう鞘師の世界観に引き込まれていく感覚。
勿論、今回はゲストOG目当ての観客が多い、しかも3年3ヶ月一切(ガキさん…w)表舞台から姿を消していた鞘師が注目を集めていたことを差し引いても。彼女の非凡な才能を感じざるを得ない場面でした。
しかも、「Only you」「One Two Three」のメドレーとか…
凄すぎる。
ヴィジュアルは殆ど変りなく(髪はちょっと短くなってたけど)、でも少し大人びて。
最初のスクリーンにぬかれた時の表情。一気に’15にタイムリープしたような、でも、同じだけど違う鞘師と当時から着実に成長した9期、10期、11期。
誰かが、「抜けてたピースがハマった」とか、「鞘師が卒業しなかった世界線」とか、「やっぱり鞘師が居なくちゃ」とか言っていましたが、言いたい気持ちは分かるけど賛同できないというか。
だって鞘師は卒業後、留学したことで今の鞘師がいるし、鞘師が卒業してから残ったメンバーはその穴を埋めるように、いや違うか、また別の娘。を作るように頑張ってきて。
私達はあの’17のINSPIRATIONツアーでの超絶マッシュアップに圧倒されたし、’18のロッキンLAKESTAGEでの怒涛の40分(ほぼ)ノンストップパフォーマンスに熱狂したわけです。
それで上記のような表現は、鞘師にも現メンにも失礼だと私は思います。(個々人の思いはそれとしてあって当然なので否定はしませんが)
そんな3年3ヶ月を経て、ここで再会した訳で。
大の大人(おっさん)が涙を流しました。
鞘師の卒業前から、常々「やっさん倒します」と公言していたまーちゃんはこのパフォーマンス中満面の笑みでした。
123のツインボーカルであるあゆみんも涙ぐみながらも笑みを浮かべてました。
さくらは今のふくさくボーカルとは違う、当時のりほさくボーカルとなり、歌の表情が戻りました。こんなん泣くしかないやろ。
全体的なトーンは鞘師がいたときのものになったように思いましたが、それでも皆あのときより成長していて、鞘師はブランクのあった中で歌の不安定なところはあっても稀代のエンターティナーとして圧倒的な存在感とかちょっとした身のこなしで、私だけでなく多くの人が打ち震えたんじゃないかと思います。
そして、さゆ、ガキさんのパフォーマンスが終わってからの3人MCでは相変わらずのポンコツぶりを見せつけ、嬉しくなりました。これだよ、これ!
で最後に、ゲストOGの3人と’19で「Fantasyが始まる」
凄くないですか。
選曲がどれも的確すぎる。
(勿論、他にもやって欲しかった曲はいっぱいありましたが)
ここではやはり、鞘師のフェイク。
GMMLのものも超絶心震えたんですが、今回も。
併せても、10分に満たないパフォーマンスだったと思うんですが、それでも3年3ヶ月を補完して余りある濃密な時間でした。
おかえりな鞘師。
またどこかで会えることを祈っています
17:47~
蛇足
でもこの日に会えたから、また待てそうです。(とは言いつつ、出来るだけ早いと良いなあw)